病院で駄目でも諦めない四十肩治療記

四十肩には温湿布と冷湿布どっちが良いのか?(使い分け方)

四十肩の治療方法として温熱療法がありますが、症状が大きな時(急性期)の場合であると、温熱療法は大きなデメリットを持ってきてしまうので注意が必要です。

急性期、つまり炎症が大きくなっている、痛みが大きくなっている時期に温熱療法を利用すると、炎症が大きくなる、痛みが大きくなる可能性があり、症状の悪化につながりやすいです。

この時期は、適切に冷やしていく、炎症を抑えていくことが治療の大きな目標になります。治療を行い炎症を抑えることができた、あるいは改善することができた場合には、温熱療法を実施していきます。

温熱療法の中には、温湿布を利用することもあるでしょう。冷やしていく場合には冷湿布を利用していくこともあります。炎症が強い時には冷やすということのほかに、炎症の強さによって、ヒアルロン酸ナトリウム注射をしたり、ステロイドを利用したりすることもあります。とにかく炎症を抑えるということが大切になるので、大きな効果、強い力を持った薬や治療を行なっていくことになります。

炎症を小さくする、改善することが目的になる一方で、関節がより動かしにくくなってしまうケースが多いです。(薬の効果が影響していることになりますが、安静が必要であるため、自然と肩関節を動かす機会が少なくなり、関節が固くなってしまうと言えます)

急性期の治療だけでは、痛みをとっただけであり、肩の稼動域自体は、それほど変わっていないと言えるでしょう。

急性期の治療が済んでから、温湿布などによる温熱治療、運動療法を利用し、痛みを抑えながら、稼動域を広げるための治療(リハビリ)をしていくことになります。適切な段階で、適切な治療をすることが、四十肩の治療にとっては大変重要になってきます。

●適切な治療の判断は素人では難しい

適切な治療をしていく際の、判断ははっきり言って、素人ではなかなかできないと言えます。タイミング、症状の状態などを把握しておかなければならず、知識や経験がないとなかなか難しいです。

症状が軽い、痛みはあまりないという場合であれば、個人での治療、改善も検討して良いと言えますが、症状が重い、痛みが大きいという場合には、適切な医療機関へ足を運び、診てもらうのが一番となります。

そのほうが、専門的な治療を受けることができ、痛みによるストレスも溜めないで済むでしょう。また短期的に症状を抑えていくことも可能であるので、日常生活の不便さを軽減していくこともできます。